のどかな山村に息づく美しき水の流れ、“犬ころの滝”を見下ろす「南相木温泉 滝見の湯」

群馬県と境を接する南相木村は東西に長く、県境付近を源に豊かな原生林をくぐり抜けてきた三川と栗生川が東から西に流れています。二つの川は役場付近で南相木川となり、千曲川に注ぎます。流れはどこも急で、見ごたえのある滝が点在しています。

三川の上流、「犬ころの滝」別名「ワンちゃんの滝」の脇に日帰り入浴施設「南相木温泉 滝見の湯」があります。このユニークな名前は、その昔、悪さをする山犬に困り果てた村人がここに犬を追い落としたことから付けられたといいます。道路脇に階段があり、下りて間近に見ることができます。ゴツゴツとした真っ黒な岩肌をなめるように水流がほとばしっています。

犬ころの滝が眺められる大浴場には、浅瀬浴槽や電気風呂があり太陽の光が入り込む明るい浴室に、高温サウナとミストサウナの2種が設置されています。

開放感に浸れる露天風呂にはサンデッキがあり、太陽を浴びて日なたぼっこができます。泉質は単純泉、源泉温度は28℃で低張性弱アルカリ性低温泉です。効用は神経痛、関節痛、筋肉痛等に効きます。

 

ホテルグリーンプラザ軽井沢「奥軽井沢温泉 暁の湯」

標高1000m以上、浅間山の山懐に抱かれたホテルグリーンプラザ軽井沢の天然温泉「奥軽井沢温泉 暁の湯」。地下1600m、活火山の地下から湧く湯量富な湯の泉質はナトリウム・硫酸塩塩化物炭酸水素泉です。

ミネラル豊富でお肌に優しい柔らかなお湯は、慢性皮膚病、関節痛、筋肉痛などに効果あり、疲労回復にもってこいの湯です。

内湯以外にも屋根付きで雨天でもゆったりと手足を伸ばして寛げる露天風呂には岩風呂と香り豊かなヒノキ風呂、そしてユニークな洞窟風呂があり、澄んだ高原の空気や紅葉の木々を楽しみながら、さまざまな浴槽でくつろげます。

特に浅間山の溶岩をイメージしたという赤壁の洞窟風呂は、薄明かりの中に湯が照り返し、どことなく幻想的な雰囲気です。

敷地内から湧き出る源泉を利用して、駐車場脇には無料で入れる足湯も完備されていてベンチに腰かけて足を浸しながら旅の疲れが癒せます。

標高2000m 星降る極上のリゾート!信州小諸高峰高原温泉「高峰高原ホテル」

上信越国立公園内の絶景宿。富士山や八ヶ岳連峰を望む標高2000m、雲と同じ目線で楽しめる大浴場“こまくさの湯”が自慢のホテルが「高峰高原ホテル」です。

星降る雲上のリゾートは冬スキー、スノーボードを楽しめるアサマ2000パークスキー場が近くです。

ガラス張りの大展望ロビーからは富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプスなどが眺められます。大自然の絶景に心が軽やかに解き放たれていきます。

こまくさの湯は、雄大な景色を眺めなが一日の疲れを癒せる展望温泉で、泉質はナトリウム-塩化物泉です。

真田一族発祥の地でリラックス!真田温泉「ふれあいさなだ館」

国道144号上州街道沿いにある信州真田情報発信基地「ゆきむら夢工房」から一本中に入ったところに平成5年オープンの日帰り温泉施設「真田温泉 ふれあいさなだ館」があります。外観は地元の武将真田氏の館をイメージした純和風の趣でありながら近代的な建物。

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屋根瓦には六文銭があしらわれ、玄関には真田幸村の赤備えの甲冑鎧が飾られ真田一族の里であることを実感します。

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男女別の大浴場に純和風の庭園露天風呂、そしてプールも併設されています。岩組みの露天風呂は庭園の中にあり、四季折々の姿が楽しめます。内風呂の広い浴槽には、気泡湯、打たせ湯、歩行湯もあります。泉質はアルカリ性単純泉。

真田の里を巡ったあとの疲れを癒してくれる施設です。

開湯300年の歴史を誇る美肌の湯!信州春日温泉「国民宿舎 もちづき荘」

蓼科山(2530m)が北に広い裾野を引き、幾筋もの谷が刻まれるが、代表格が春日温泉。その渓谷が佐久平に向け開け始める一角に、開湯330年という美肌の湯があります。そこに建つ「国民宿舎 もちづき荘」は、美肌をつくるメタケイ酸たっぷりの優れた泉質に加え森林浴も楽しめる。

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「鹿を見つけてたたずむと、足元温かかった。」というかつては御鹿の湯と呼ばれた温泉発見にまつわる伝説も語り継がれている。

打たせ湯がある1階の「滝風呂」は窓が広く、明るく開放的な印象。男湯からは浅間山を北に望む。2階とつながる「岩風呂」は、洗い場や壁に地元産の鉄平石を使い、湯船を自然石で囲んでいる。

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泉質はアルカリ性単純温泉で、神経痛、関節痛等に効きますが、何といってもツルツルの美肌効果が一番です。

昭和のにおいがする秘湯!信州丸子温泉郷「霊泉寺温泉 和泉屋」

戸隠の鬼女 紅葉を退治し疲れ果てた平維盛が、この地で世にも不思議な音楽、五彩の虹に魅かれて近寄ってみると、それはほとばしる温泉でした。そこで維盛が傷ついた体を湯で癒したのが始まりと伝えられているのが「霊泉寺温泉」。早速、僧空海に命じて白山大権現と金剛山霊泉寺を建立したと伝わります。霊泉寺温泉は鹿教湯温泉・大塩温泉とともに環境省指定国民保養温泉地の丸子温泉郷を形成しています。

美ヶ原の北の裾、三方を山に囲まれ、古刹霊泉寺の寺湯として、細々と生きながらえてきた出で湯でそれだけに古い時代の素朴さが残っているのである。本当に穴場のような存在なのです。

国道254号からと鹿教湯温泉に向かう途中左折し、霊泉寺川沿いに走ること2KMで、赤い欄干が印象的な橋「寺前橋」が見える。橋の向こうに目指す文豪武者小路実篤が逗留の地(中屋旅館)としてこよなく愛した霊泉寺温泉に到着する。

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「日本秘湯を守る会」の「和泉屋」さんにおじゃますることにした。「和泉屋」は昔ながらの湯治場のような雰囲気を残す鉄筋建ての建物で、2Fから渡り廊下を進んでいくと浴場に到着する。

今回露天風呂は使用できなかったが、たっぷりの湯が心地よい天然石造りの大浴場の浴槽に身をまかせると心身ともに寛いだ気持ちになった。泉質はアルカリ性単純温泉で体はよく温まる湯であった。

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千曲川旅情を誘う文学宿 中棚温泉「中棚荘」初恋りんご風呂

島崎藤村の「千曲川旅情のうた」に登場する信州小諸の中棚温泉「中棚荘」で、りんごが出回る10月から3月までの間行われているのが、中棚温泉名物「初恋りんご風呂」です。藤村の「初恋」の中の一節、「まだあげ染めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり・・・」から名付けられました。

しなの鉄道の小諸駅から小諸城址・懐古園脇の細い坂道をぐるりと回り、眼の前に千曲川が開けた、崖沿いに立つ中棚荘。その風情は、「千曲川いざよう波の岸辺近き宿にのぼりて 濁り酒濁れる飲みて・・・」と島崎藤村が詩にしたためた頃のままです。

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客棟から風雨除けの覆いに囲われた石段を登っていくと男湯、次に女湯がある。

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畳敷の脱衣所と浴室の仕切りがない「大名風呂」と言われる開放的な浴室で、むき出しになった梁が印象的です。浴槽は太い円柱型の「湯枕」という木によって仕切られていて、そこに数十個のりんごが浮かんでいる。これが名物「初恋りんご風呂」です。

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冬の寒さで冷えきった体を温めるには温泉に限りますが、その温泉にりんごが浮いていたらもっと素敵でしょう。檜の丸太にタオルを置けばまさしく湯枕になり、身体から力が抜けて極楽の境地にひたれるのです。

2014_0209_114501-P1040273中棚温泉は、自家所有の地下600Mから汲み上げた源泉100%の温泉です。泉質は弱アルカリ性低張性温泉で、濃度が低い分肌に優しく、包み込むような感じがしますし、もちろん飲用も可能です。神経痛、慢性疲労、美肌、ストレス、冷え性に効果があります。湯船に身を沈めると、温められたリンゴが互いにぶつかりあって放つ香りに、身も心も癒されます。眼下には、千曲川沿いの風景が広がり、飽きることなく、浴槽から眺めることができます。

内湯の奥の木製の取っ手を押して、千曲川を望める眺めの良い露天風呂に行くと、その解放感に心が躍ります。内湯より少しぬるめで長湯が楽しめ、竹筒から落ちる源泉の打たせ湯も気持ちがよい。打たせ湯で肩をほぐして、露天風呂に肩までどっぷりとつかると、肩も心もゆっくりとほぐれていくのを感じます。温度のちがう二つの岩風呂があります。

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飲んでよし、浸かってよし、静けさに癒される山の宿「岳の湯温泉 雲渓荘」

「登りついて不意に開けた眼前の風景に しばらく世界天井が抜けたかと思うー」と、山岳や自然を好んで取上げた詩人・尾崎喜八(1892~1974)がうたった美ケ原の麓、上田市の中心部から車で約50分、曲がりくねった道を進むと、姿を現す、武石地域の豊かな森とイワナやサンショウウオが棲む、清流・小沢根川のせせらぎに包まれた一軒宿、それが「岳の湯温泉 雲渓荘」です。車を降りればひんやりと澄んだ空気が、標高1000Mの携帯電話も通じない山中にきたことを実感させてくれます。

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そもそもここは江戸・元禄年間(1688~1704)から地元の人々に、胃腸病に効き、身体がよく温まる湯、脳の働きをよくする名湯ととして親しまれてきたとのこと。昭和58年に刊行された旧武石村の『ふるさとへの伝言』では、“二十五、六度の湯が樋から一つの湯船に威勢よく落ち、そこで頭を叩かせると頭に良いと言われ、手拭を乗せて頭を打たせては又湯に入るのでした。”とあり頭が良くなる湯といい伝えられてきました。

昭和30年代の写真には藁葺きや板葺きの建物が並び風情ある湯治場の風景を映している。昭和52年(1977)に旧武石村営の温泉宿泊施設としてオープン。以来日帰り入浴もできる名湯として親しまれています。

男女とも内湯のみのシンプルな造りで、温泉は豊かな湯量を保っていて、湯船は常にオーバーフロー状態である。泉質は弱アルカリ性低張性高温泉の単純温泉でPH8.66の柔らかいお湯で効能は神経痛、筋肉痛、関節痛等で、疲れた足には最高である。

2015_0725_145557-P1080545県が始めた温泉表示認定制度第一号に認定された、あたたかみのある温泉にほっこり気分になります。

軽井沢に湧く伝統の美肌の湯 「星野温泉 トンボの湯」

温泉地をもとに発展してきたこの地、星野エリアにある大正4(1915)年の開湯で、草津温泉からの仕上げの湯として知られた星野温泉の歴史をくむ立ち寄り湯が「星野温泉トンボの湯」です。明治時代「赤岩鉱泉」と呼ばれ、草津温泉の湯は酸性が強く肌荒れの恐れがあるため、肌に優しい弱アルカリ性の湯に浸かって和らげるのが目的でした。

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建物の外観は窓もない灰色一色のシンプルなデザインで、温泉らしからぬモダンさと落ち着いた雰囲気を感じさせます。

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十和田石の湯船に檜の縁が付けられた内湯は、少し深めに造られ、檜のよい香りが漂う。湯船の真ん中にある丸い石から湯が掛け流しで流れ出ていて、どんどんあふれていきます。

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避暑地軽井沢の美肌の湯として永く愛され、かつて与謝野晶子や島崎藤村・北原白秋も浸かったという由緒ある温泉である。毎分400ℓという豊富な湯量を源泉そのままにかけ流す弱アルカリ性の天然温泉に浸かって疲れた体を癒してあげましょう。

山間の緑豊かな静けさの中で女性に人気の三美の湯でお肌すべすべ「室賀温泉 ささらの湯」

里山に囲まれた、のどかな田園地帯。「真田丸」で「だまれ小童!」で人気を博した室賀氏が治めた地です。点在する民家を過ぎて、木の壁に黒い屋根の建物群の一角に、泉質の良さが魅力の人気の温泉「室賀温泉 ささらの湯」があります。

施設正面にある大きな木製の自動ドアを通り抜けると、高い天井がつくる広い空間が、のびのびした気分にさせてくれます。

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入口から温泉に向かうまでは、ギャラリー・サロンと呼ばれる展示スペースで、ゆっくり歩きながら展示物を観賞できます。内側に三角に入りこむ開口部から外光と緑があふれる。

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温泉大浴場は岩風呂と檜風呂にそれぞれ露天風呂・サウナが備えられ、月替わりで楽しめます。湯量が豊富で塩素消毒もいらず、源泉の温度が50.7度と高く、クーリングタワーを用いて41.5度まで下げていて、正真正銘の源泉掛け流しである。

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泉質は単純硫黄温泉でアルカリ性のお湯はpH  9.36となめらかでツルツル感ある湯は、女性に人気の三美の湯(美肌の湯・美人の湯・美粧水の湯)といわれ、肌の乾燥を防ぎ、慢性皮膚病に効果がある。

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ささらは地元の祭で使われる竹で作った伝統楽器の名で、泉質は県内でも3本の指に入ると言われる天然温泉を楽しんで下さい。