飲んでよし、浸かってよし、静けさに癒される山の宿「岳の湯温泉 雲渓荘」

「登りついて不意に開けた眼前の風景に しばらく世界天井が抜けたかと思うー」と、山岳や自然を好んで取上げた詩人・尾崎喜八(1892~1974)がうたった美ケ原の麓、上田市の中心部から車で約50分、曲がりくねった道を進むと、姿を現す、武石地域の豊かな森とイワナやサンショウウオが棲む、清流・小沢根川のせせらぎに包まれた一軒宿、それが「岳の湯温泉 雲渓荘」です。車を降りればひんやりと澄んだ空気が、標高1000Mの携帯電話も通じない山中にきたことを実感させてくれます。

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そもそもここは江戸・元禄年間(1688~1704)から地元の人々に、胃腸病に効き、身体がよく温まる湯、脳の働きをよくする名湯ととして親しまれてきたとのこと。昭和58年に刊行された旧武石村の『ふるさとへの伝言』では、“二十五、六度の湯が樋から一つの湯船に威勢よく落ち、そこで頭を叩かせると頭に良いと言われ、手拭を乗せて頭を打たせては又湯に入るのでした。”とあり頭が良くなる湯といい伝えられてきました。

昭和30年代の写真には藁葺きや板葺きの建物が並び風情ある湯治場の風景を映している。昭和52年(1977)に旧武石村営の温泉宿泊施設としてオープン。以来日帰り入浴もできる名湯として親しまれています。

男女とも内湯のみのシンプルな造りで、温泉は豊かな湯量を保っていて、湯船は常にオーバーフロー状態である。泉質は弱アルカリ性低張性高温泉の単純温泉でPH8.66の柔らかいお湯で効能は神経痛、筋肉痛、関節痛等で、疲れた足には最高である。

2015_0725_145557-P1080545県が始めた温泉表示認定制度第一号に認定された、あたたかみのある温泉にほっこり気分になります。

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