南アルプス赤石岳の麓に佇む天空の湯殿「小渋温泉 赤石荘」

南信州を諏訪市から南下、高遠・長谷、大鹿村を経て静岡県へ抜ける国道152号沿いは、古代から東西勢力の拮抗する分岐点となっていました。南北朝時代には後醍醐天皇の皇子・宗良親王が東奔西走し、戦国時代は武田信玄が戦道と利用するなど歴史の痕跡を数多くとどめている。かつては秋葉街道と呼ばれ、火伏せの神を祀る秋葉神社へ続く信仰の道に小渋温泉は佇んでいます。山腹にせり出すように立つ「赤石荘」は村営の保養施設です。宗良親王の家臣・渋谷三郎により室町時代に発見されたと伝わる温泉の泉質は塩化物炭酸水素塩冷鉱泉で慢性皮膚炎、リウマチ、飲用で糖尿病、胃腸病等に効用があります。

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南アルプスの主峰、赤石岳を眼前に仰ぎ、眼下に小渋川渓谷を望む切り立った山腹にせり出す露天風呂は「天空の湯殿」として絶景の一言に尽きる。明治25年(1892)には日本アルプスの父として知られるウエストン訪れた記録があります。

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